&＃187;会員サイト &＃187;ご利用案内 &＃187;English HOME News ステンレスとは 特長 性質 種類 他の材料との比較 選び方・使い方 物理的性質と機械的性質 加工性と耐食性 ステンレスの主な表面仕上げ 製造工程 製造工程の流れ 用途例 建築 土木 家電・精密機器 厨房・家庭用機器 輸送機器 産業機器 報告書 Q&A 製品・規格 形状とメーカー 鋼板・鋼帯 線材・線 鋼管 形鋼 平鋼・棒鋼 その他 各社の表面仕上げ 新製品・独自鋼種 規格 規格情報 JIS規格 SAS規格 外国規格との比較 ステンレス鋼・ステンレス製品の表示について 統計 生産量 主要統計 熱間圧延鋼材生産量 用途別受注統計 輸入統計 輸出統計 需要部門動向 建築用 産業用機器用 電気機器用 家庭用業務用機器 輸送用機器 出版・メディア案内 出版書籍 PDFダウンロード用書籍 メディア貸し出し 建築・土木用ステンレス鋼教材（ISSF） ステンレス鉄筋 協会案内 協会概要 主な協会活動 会員企業・団体 国内の関連団体 海外の関連団体 HOME » ステンレスとは » Q&A ステンレスの導電率、透磁率、熱膨張率などの物理的性質について 熱伝導率 熱伝導の担い手である金属結晶中の自由電子の動きをクロムやニッケルが邪魔しているため、ステンレスは鉄よりも熱伝導が劣ります。　高温ほど熱伝導率が大きくなる傾向があります。 熱膨張 温度Tにおける長さLの物体が温度T+dTに変化すると長さがL＋dLになるという現象を熱膨張と言い線膨張係数をαとする次式で表わされます。 →α＝（1/L）（dL/dT） ＳＵＳ３０４はＳＵＳ４３０に比べると大きな熱膨張係数を有しております。 電気抵抗 電気の通し難さを比電気抵抗と言い、次式で表わされます。 →電気抵抗＝比抵抗×（導体の長さ／断面積） 金属の中でもステンレスは比較的電気を通し難い材料です。 表１　ステンレスの物理的性質 鋼種記号 ヤング率 KN/mm2 密度 (g/cm3) 比熱 J/g・℃ 熱伝導率 W/m・℃ 比電気抵抗 Ωm(10-8) 平均熱膨張係数 (10-6/℃） 室温 室温 0-100℃ 100℃ 500℃ 室温 650℃ 0-100℃ 0-316℃ 0-538℃ 0-649℃ 0-816℃ SUS301 193 7.93 0.50 16.3 &＃8211; 72 116 16.9 17.1 18.2 18.7 &＃8211; SUS304 SUS304L 193 7.93 0.50 16.3 21.5 72 116 17.3 17.8 18.4 18.7 &＃8211; SUS309S SUS310S 200 7.98 0.50 13.8 16.3 &＃8211; &＃8211; 78 79 &＃8211; 14.9 14.4 16.7 16.4 17.3 16.9 18.0 17.5 &＃8211; &＃8211; SUS316 SUS316L 193 7.98 0.50 16.3 21.5 74 116 16.0 16.2 17.5 18.5 20.0 SUS317 193 7.98 0.50 16.3 21.5 74 &＃8211; 16.0 16.2 17.5 18.5 20.0 SUS321 193 7.93 0.50 16.3 &＃8211; 71 &＃8211; 16.7 17.1 18.5 19.3 20.2 SUS347 193 7.98 0.50 16.3 &＃8211; 72 &＃8211; 16.7 17.1 18.5 19.1 20.0 SUS403 200 7.75 0.46 24.9 25.7 57 109 9.9 10.1 11.5 11.7 &＃8211; SUS405 200 7.75 0.46 27.2 &＃8211; 61 &＃8211; 10.8 11.5 12.1 &＃8211; 13.5 SUS410 200 7.75 0.46 24.9 25.7 57 109 9.9 10.1 11.5 11.7 &＃8211; SUS430 200 7.70 0.46 26.4 26.4 60 115 10.4 11.0 11.3 11.9 12.4 SUS430LX 196 7.70 0.46 26.4 &＃8211; 60 &＃8211; 10.5 &＃8211; 12.0 &＃8211; &＃8211; SUS430J1L 200 7.70 0.46 26.2 26.2 60 &＃8211; 10.4 &＃8211; 11.5 &＃8211; &＃8211; SUS434 200 7.70 0.46 26.2 26.4 60 &＃8211; &＃8211; &＃8211; &＃8211; 11.9 &＃8211; SUS436L 200 7.70 0.46 25.0 &＃8211; 60 &＃8211; 10.4 &＃8211; 11.4 &＃8211; &＃8211; SUS443J1 204 7.74 0.44 22.5 &＃8211; 58 &＃8211; 10.5 &＃8211; &＃8211; &＃8211; &＃8211; SUS444 206 7.75 0.46 25.9 &＃8211; 60 &＃8211; 10.4 &＃8211; &＃8211; 11.5 &＃8211; SUS409 200 7.75 0.46 23.8 &＃8211; 57 &＃8211; &＃8211; &＃8211; &＃8211; 11.7 &＃8211; SUS409L 200 7.75 0.50 24.0 28.5 59 &＃8211; 10.8 11.3 12.0 12.6 &＃8211; 参考資料：ステンレス鋼データブック「家電編」　他。（一部データは換算値） 透磁率 マルテンサイト系，フェライト系鋼種は強磁性材料です。　非磁性のオーステナイト系鋼種とは磁気的性質が異なります。 加工が加わっていない状態でのオーステナイト系ステンレスと超合金の透磁率を表２に示します。 ＳＵＳ３０１，３０４は加工によって、磁性を持つようになります。 ＳＵＳ３０５，３１６は加工に対しても非磁性の安定性があります。 ステンレスの磁性　着磁性と耐食性について ①磁性と耐食性は直接的には関係はありません。 磁性がある鋼種でも非磁性な鋼種より耐食性の良いものはあります。 例・SUS445J1、SUS445J2、SUS444、SUS447J1は、SUS304よりも耐食性が高い。 ・SUS329J4LはSUS316よりも耐食性が高い。 ②着磁性について SUS304で加工部に着磁性が発生する（磁性が発生する）。 ・磁性と耐食性は直接の関係はありません。 ・着磁性が発生しても、“磁石”になるわけではないので、鉄粉を引きつけて集めて錆びるということはありません。 表２　オーステナイト系ステンレス鋼・超合金の透磁率 組織 種類の記号 透磁率 10-7.H/m 常温冷間加工率０ μ（磁場=200e) 常温冷間加工率０ オーステナイト系 SUS301 12.8 1.003   SUS301L &＃8211; &＃8211;   SUS302B 12.8 1.003   SUS303 12.8 &＃8211;   SUS303Se &＃8211; &＃8211;   SUS304 12.8 1.004   SUS304L &＃8211; 1.004   SUS304J1 &＃8211; &＃8211;   SUS304J2 &＃8211; &＃8211;   SUS305 12.8 &＃8211;   SUS309S 12.6 &＃8211;   SUS310S 12.6 1.002   SUS316 12.6 1.004   SUS316L &＃8211; 1.004   SUS321 12.8 1.003 超合金 SUS347 12.8 1.004   SUSXM15J1 12.8 &＃8211;   NCF800 12.6 &＃8211;   NCF600 12.6 &＃8211; 参考資料：ステンレス鋼データブック「家電編」 ステンレスとは 特長 選び方・使い方 製造工程 用途例 報告書 Q&A このページのTOPに戻る HOME HOME News ステンレスとは 特長 性質 種類 他の材料との比較 選び方・使い方 物理的性質と機械的性質 加工性と耐食性 ステンレスの主な表面仕上げ 製造工程 製造工程の流れ 用途例 建築 土木 家電・精密機器 厨房・家庭用機器 輸送機器 産業機器 報告書 Q&A 製品・規格 形状とメーカー 鋼板・鋼帯 線材・線 鋼管 形鋼 平鋼・棒鋼 その他 各社の表面仕上げ 新製品・独自鋼種 規格 規格情報 JIS規格 SAS規格 外国規格との比較 ステンレス鋼・ステンレス製品の表示について 統計 生産量 主要統計 熱間圧延鋼材生産量 用途別受注統計 輸入統計 輸出統計 需要部門動向 建築用 産業用機器用 電気機器用 家庭用業務用機器 輸送用機器 出版・メディア案内 出版書籍 PDFダウンロード用書籍 メディア貸し出し 建築・土木用ステンレス鋼教材（ISSF） ステンレス鉄筋 協会案内 協会概要 主な協会活動 会員企業・団体 国内の関連団体 海外の関連団体 2011 (C) JSSA Japan Stainless Steel Association. All Rights Reserved.